補聴器は精密機械です。一般的に5年の寿命ということで各メーカーは製造しておりますが、使用する方の頻度や環境においても寿命は変わります。以下の点を注意し心がけましょう。
弱点① 水
故障の原因NO.1は、なんといっても汗や湿気による水分です。夏場は特に使用後、乾燥ケースなどで保管することが大切です。お風呂に入るとき、顔を洗う時などは必ず、補聴器を外しましょう。また、ポケットにしまったまま洗濯してしまったというご相談もたまにあります。水分には十分に気をつけましょう。また、最近では撥水コーティングや防水補聴器も発売されておりますので、考慮し補聴器選びをしましょう。
弱点② 衝撃
補聴器を耳から外したときに、ハッと床に落とした経験はありませんか?補聴器はとても小さく手に持った時に滑る時もございます。コンクリートなどの硬いものの上に落とさないよう補聴器の脱着は、座ってカーペットや座布団の上などで取り外ししましょう。また、ペットに噛まれてしまい粉々になってしまったとご相談頂くケースもございます。ペットや小さな子供がいあるご家庭では、手が届かない場所に保管するようにしましょう。
弱点③ 汚れ
毎日、耳の中に入れてますと耳の内部の汚れにより補聴器に耳あかが付着したり、外部からの埃や汗、皮脂の汚れにより、衛生的ではなく補聴器も汚れが蓄積されます。また、畑仕事をし汚れたままの手で取り外ししたりすると補聴器も汚れやすいです。できるだけ衛生的に保つことが大切です。4か月に一度は、お店を利用し定期的なクリーニング頂くことをお勧めします。